真夜中の洗濯機

日々の記録

さよならばいばいまたあした(12/16〜12/18東京遠征日記)

12/16

転職活動の都合上、有給を1日でも多く温存しておきたいため半休で東京に向かうことに。

半日ほどおとなしくデスクに座り、定時ピッタリに会社を出る。もはや時報と言っても過言ではない。

仕事は月曜日に5倍速でスタートしたので金曜AMの段階でほぼ完了。

最終的には500倍速くらいのスピードが出ており、毎週末ライブだったらいいのになと思った。

すべてのやり取りにおいて先方からの連絡を先回りし、『あとは来週やります』という宣言をブチ込んで退勤。戸締まり中で業務をだいぶセーブした状況ということを差っ引いてもかなり手際がいい。我ながらあっぱれだと思った。

 

新大阪駅で友人へのお土産と、めずらしく駅弁を購入。これがとても美味しかった。ひなたを思い浮かべながら肉がたくさん入った弁当をチョイスして正解だった。量もちょうどいい。ひなた、ありがとう。

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精神安定を図るため田村ゆかりさんの曲を聴きながらブログの下書き作業。田村ゆかりさんの歌声はいつもわたしの心を静かに撫でて落ち着けてくれる。

 

思いのほかギリギリに海浜幕張に着き、入場。新幹線の時間があと1時間遅れてたらどうなってたんだろう?とゾッとする。いわゆる遠征民になってから、関東の会場に行くときは毎回ちょっと緊張する。

夕陽がきれいで幸せ。エビ中に当たり前の景色の尊さを教えてもらいながらここまで生きてきた。

 

ひなたを観てると、こんなに上手にできたらそりゃ歌うことと踊ることが大好きになるわな〜っていつも思っていた。ひなたみたいにいろんな曲を自由自在に乗りこなせたらすごい楽しいだろうなって。

エビ中としての最後のステージでも、いつも以上にそれを感じさせてくれた。大事なパートをいくつも担っているのに一撃たりとも外さない。完璧なプロの仕事にただただ痺れる。

ライブの最後、メンバー1人ずつとハグ&言葉を交わしながらバイバイする場面があり、マイクは通っていないながらもこの様子を観させてもらえること自体すごく貴重で尊いことだな…ありがたいな…と感謝の気持ちでいっぱいになった。

妹たちにはしっかりしたお姉さんの顔で何かを伝えていて、お姉さんたちには末っ子の顔で甘えるひなたの姿に、彼女の魅力のすべてが詰まっている気がした。まやさんの腕の中に埋もれて一段と甘えるひなたの様子に嗚咽を漏らしながら泣いた。ひなたはいつもまやさんのことを大好きでいてくれてありがたい。まやひなコンビ、ずっと大好き。

ほぼ自分だけがやっていたブログの更新をメンバーにも促したり、号令をかけたりあえて厳しいことを言ってメンバーを鼓舞したり、ひなたの勇敢さとエビ中のためを思い率先して動く責任感の強さたるや。ひなたの努力を当たり前のように享受していたことに最後の最後で気づく。悟らせないあたりもプロの仕事すぎる。

新幹線の中でこのインタビューを読んでいたからこそ、彼女の言葉のひとつひとつをいつもより噛み締めながら聞くことができた。

 

さまざまな輝きの裏にある途方もない努力を決して感じさせない、とにかく生き様がかっこいい人。
あなたをいち社会人として心から尊敬します。

柏木ひなたに出会える人生を選べて本当に良かった。エビ中にいてくれてありがとう。

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泣いて笑ってお腹がすいた。取り急ぎ駅前のセブンでカレーパンと唐揚げ棒を買い、花壇の良きスペースに腰掛けながら食べた。美味しかった。最愛のアイドルを見たあとに食べるジャンクフードは至高の味がする。

帰り道で『さよならばいばいまたあした』を繰り返し何度も聴いた。普通はこういう素晴らしいライブのあとって余韻でなにも聴けなくなるんだけど、今日はどうしてもこの曲が聴きたかった。いろんなジャンルの音楽に愛されているエビ中だからこそ、いろんな気分に寄り添ってくれる曲がある。

東京に取ったホテルに戻り、セブンのポテトサラダ・しめ鯖・淡麗グリーンラベルで1人打ち上げ。この上ない喜びを感じた。こういうささやかな幸せを感じられる人間でよかったなと思った。ちなみにセブンの和風ポテトサラダはエグいくらい美味い。

わたしの感受性を支えてくれている柱のひとつである私立恵比寿中学に最大限の感謝をしつつ就寝。

 

12/17

起床。『エビ中☆なんやねん』を聞きながら身支度をしてホテルを出る。桜木心菜さんのMC就任がとてもうれしい。何が飛び出すか予測ができないトーク展開がおもしろい。

前日から狙っていた朝ラーメンへ。

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この横に茶碗2杯分くらいのドカ盛り白飯もついてるんだけど、写真におさめるのが恥ずかしくてなんとなく隠した。

着丼した瞬間はウワッ…朝からこれいけるか…?と一瞬絶望したものの、無心で食べて気づいたら完食していたのでびっくり。家系はのり増しが個人的なマスト注文。

 

ライブついでに実家に帰省する。これを以って2022年の帰省は終了。年末は新幹線と東京駅が激烈に混む気がして、事前に別の予定を入れたので帰らない。

部屋の片付けの要請を受けていたので粛々と仕分けする。漫画と小説をいくつか段ボールに詰めて大阪の家に送った。

昼ごはんの親子丼もペロリと完食。育ち盛り並みの食欲が止まらない。

 

そのまま1日ぶり・今年2回目の海浜幕張へ。

ジャンプフェスタが同時に行われていて混み具合に一瞬肝が冷えるも、ベローチェのいい席が空いており開演時間前までフォロワーと茶をしばくことに成功。ここのベローチェはなぜかいつもいい席を取れる。席数もそこまで多くないし、イベント参加の人もとてつもなく多いのになんでだろう。

2日連続でエビ中のライブを観るのがだいぶ久しぶり且つ、人と連番するのも久しぶりで、まずそれがすごくうれしくて楽しかった。

あとは新メンバーのエマユナちゃんが予想よりもずっと達者でずっと絶句していた。基本は声出しNGだけど『ヒエッ…』という感嘆の声はどうしても抑えられなかった。

前日までひなたが担っていたライブ中の役割(挨拶や次のライブの告知など)を、ひとりに任せるのではなくみんなでいい塩梅に分担していて、そこも良かった。これがニュースタイル私立恵比寿中学の進む道なのね、と思った。

最愛の推しメンが話してくれた今後の目標も然り。明確な目標を新たに打ち出すところに、今までとはまた違った覚悟を感じた。

私立恵比寿中学のこと一生好きだ。たぶん。今まで観てきた約8年の間で何万回も思ってきたことを、また更新した日だった。絶対はないから一応「たぶん」の予防線を張っているけど、その予防線が効果を発揮したことは今まで一度もない。

 

フォロワーと絶句しながら東京駅に戻り、忘年会会場へ。久しぶりにオタク仲間と思いっ切り話せるのはとにかく楽しい。みんなで持ち寄ったアクリルスタンドを並べてみて、推しがほとんど被らなかったのがおもしろかった。人とのつながりの尊さを改めて感じ、アクスタ遊びの楽しさに目覚めた2022年だった。

気づけば朝5時になっており、その次に目を覚ましたときはホテルで爆睡していた。終盤の記憶が途切れ途切れになっていたのでフォロワーに聞いてみたところ、aikoの『花火』を熱唱していたらしい。

意識がなくても『花火』をチョイスする自分のセンスが好きだな、とナルシズムに浸りながら二日酔いの体をなんとか起こした。

 

12/18

二日酔いで目を白黒させながら新幹線に乗って帰阪。

古今東西あらゆる二日酔い対策をした結果、いちばん効くと信じているウィダーブドウ糖味を飲みながらじっとしていた。近くに座っていたお姉さんの声が友人にとても似ており、ラジオ代わりにさせてもらいながらウトウト。

大阪に着いたあと、もっと効くヘパリーゼPREMIUM(2粒しか入っていないクソ高い代物)も2包買ったが、家に向かう帰り道で落としたらしくどの荷物にも入っていなかった。カス。

この日は新幹線のダイヤが大幅に乱れていたものの、M-1に合わせてだいぶ早めの新幹線を取っていたので混雑に巻き込まれずに済んだ。なんという奇跡。M-1に感謝の正拳突きが止まらねえ。

肝心のM-1本編は、推しがいるとピザを取る気も起きないくらい緊張するということを学んだ。去年もいたけど、現場にたくさん行ったぶんまた違う感覚があった。

新しい時代の流れにワクワクする。千鳥が仕切ってくれた打ち上げ配信も完璧オブ完璧で、追っかけ再生しながらうっとりしてしまった。M-1ツアーもあるので年が明けてもしがみ倒そうと思う。まだ全然いろんな余韻の中で眠っていたい。

 

とにかく移動が多い1年だったので、パッキングに過去イチ時間がかからなかった。来年はどうなるかな。

仕事での移動は減りそうだけど、むしろ増えてもいいとすら思っている。

この3日間は特に楽しいことやうれしいことがたくさん重なった3日間だったので、記録に残して未来の自分がしがんで活力にできるようにする。

未来の自分よ、ちゃんと残しておいたよ。感謝してくれよな。