真夜中の洗濯機

長期記憶にするための覚え書き

愛ってやつはコレクションじゃない

こんなこと言うと怒られるかもしんないけど、いわゆる普遍的な幸せってずっしり重たくて肩が凝る。誰に怒られるのを危惧しているのかは自分でもわからない。でも、こんなことを口にするのは後ろめたくて誰にも言えなかった。のでいま言いました。長いこと不幸だったので、慣れない。本当に不幸だったのかはぶっちゃけ微妙。長続きさせたらダメなのはわかってたけど、心から不幸だなとは思っていなかったかもしれない。一度、ひとに『あんた、不幸な自分に酔ってるでしょ?』と言われたことがあって、うるせえなと思う反面で図星なところもあってつらかった。肩も凝り、酔いからも覚め、掴んでいたかった手すりは消滅した。

感情を一回吐き出しはじめるとなかなか終わりが見えなくて、蛇口を閉めるだけでもけっこう力がいる。ブログを書く行為からちょっと遠ざかってたのは大体そのせい。書こうと思えばこんなふうに15分足らずで書ける。

 

数ヶ月ぶりに去年の記事を読み返してみる。梅田はすっかり慣れて、地上はだいたい歩けるようになった。GUにもすぐ行ける。地下は全然わからん。ディープスポット。攻略したいけど、地元の民たちに聞いてもみんな口々に『全然わからん』と言うのでもうこのままでいっかなってなってる。そのうち歩いてりゃ慣れるでしょう。

おなかをぶっ壊していたころに比べたらすっかりこの土地に馴染んで、やっと自分の生活を送れるようになってきた。ここだけは如実に成長を感じる。できないことを書き残しておいてよかったな。もっといろんなことに慣れていけたらいいな。

大好きな某有名ブロガーさん(きっとみんな読者になってる)が大阪転勤になっているのを見てなかったら来てなかったんじゃねえか?ってくらい縁もゆかりもなかった土地でも、住むと好きになる。根がミーハーなので好きな人と同じルートを勝手に辿れるのがうれしかった。そして離れるともともと住んでいたところもより好きになる、ということを知った。ついこないだ。このまえ帰省の折に帰った東京は、前とはまた違う感触でわたしを迎えてくれた…ような気がした。厳密に言うと住んでなかったので帰った扱いにはならないのですが。

 

誰にも言えない話ついでにもうひとつ。夢にめちゃくちゃ鮮明に、それはもう起きてしばらく動悸がするほど鮮明に元彼が出てきた。3時間弱くらい、テーブル越しに向かいあって喋っていた。なんてまろやかな地獄。

別れてから会ったという体で、いろいろ腹の内を曝け出しながら話していた。実際、別れたあとに一度会ったときもまぁそれなりに話した記憶は残っているけれど、肝心なことはなんにも話さなかったなぁ。あの頃のわたしには話せるスキルがなかったなぁとも思う。

それにしても別れてだいぶ経つのに、未だ元気いっぱい元彼の話をしたくなってしまうのはどういうメカニズムなんでしょうか。男脳とか女脳とか信じてないけど、やっぱ男脳なのかなあ、と根拠のないことに思いを馳せてみたりする。上書きとか誰と付き合っても一生できなさそう。

『元彼』という単語、そろそろミュートワードにブチ込まないと永遠に喋り続けてしまいそう。どうしてこんなに話したくなるのかしら。この歳になっても自分で自分のことが全くわからなくて怖い。話したくないのに、いつの間にか口が『元彼』というワードを自動形成して吐き出そうする。怖い。どぉなっちゃってんだよ。

2022年になってもわたしの愛は全然おしゃれじゃない。