真夜中の洗濯機

長期記憶にするための覚え書き

やさしい曖昧

日々雑踏に揉まれて生きている中で、こだわりを曲げずに持っている人を見るとそれだけで勇気をもらえる。わたしも頑張ろうと思える。

 

むかし習っていたピアノがとにかく苦痛だった。ことをなぜか最近よく思い出す。好みではないフレーズを弾くたびに虫唾が走る。逆に、好きなフレーズは何遍も何遍も繰り返し弾いていた。自然にピアノから足が遠ざかり、ピアノ教室では友達全員に順番を譲って、漫画を読みつつ絵を描いて過ごした。親はわたしに音楽をやらせたくてしょうがなかったらしく、ピアノを辞めたいと告げたときは少し落ち込んでいた。バンドが好きになってもギターやベースを弾きたくならなかったのは、そのときの記憶の影響がかなり大きい。聴くのは大好きでも弾くのにはちっとも興味がない。未だに『そんなに好きなのに弾きたくならなかったの?』と驚かれる。

絵も、自分が好きなモチーフしか描きたくなかったのであんまり上手にならなかった。興味がないモチーフに対してのモチベーションの低さったらない。逆に、興味があるモチーフに対してはものすごい勢いでやる気を出し、そこそこ上手に描けていた。ある意味驚異的なバランス感覚。今でも忘れられない高校のときの卒業制作、ボリュームがありすぎて飾るのに半日かかった。あの時はみんなに手伝ってもらいながら飾ったなあ。なんだかきちんとお礼を言えていなかった気がする。ありがとうとごめんなさいはいつ如何なるタイミングでもしっかり言うべきだぞ、高校生のわたしよ。

興味があることだけで小銭を稼げるほど才能がある人間ではない、と気づくのは、それよりももうすこし後だった。

 

平日にやるちょっとした掃除がいちばん捗るし自己肯定感が上がる。いまの家に引っ越してきて2ヶ月くらい経つけれど、逆に生活水準が落ちてんじゃねえか?ってくらい家事をする気が起きない。遊びまくり、飲み歩きまくっているせいで疲れが取れていないんだと思う。こんなに生活するの下手くそだったっけ?というくらい家が汚い。家が広くなったぶん、掃除しなければいけない箇所が増えてシンプルにめんどくさい。ズボラの悪いところが全面に出ている。そろそろ引っ越しの時に出た段ボールを引き取りに来てもらいたい。2ヶ月ともに過ごしているとさすがに愛着が湧いてくるが、いろんなリスクを鑑みると一刻も早くいなくなってもらうのが正しい。

大阪に来てからまだ生活リズムがイマイチ掴めてない。掴めてないのに飲みに出まくっているので若干グチャグチャになってきました。気持ちが。いや、気持ちも?

 

書きたいことがたくさんあるのに時間が足りずもどかしい。11月は忘れたくないことがたくさんあったので、月日が経っても忘れないように書き留めておきたいのだ。でも、忘れないように努力しているこの時間もそんなに嫌じゃないかもなあ、と最近ようやく思えるようになってきた。変なところでポジティブ。あんまり溜めまくってるとたちまち積みタスクに変わってしまって苦しくなるけど。そしてまた明日、書きたいことを増やしに外に繰り出す。今月はいろいろ飛び回って忙しかったなあ。フライング師走。