真夜中の洗濯機

長期記憶にするための覚え書き

ベーグルは讃岐うどんです

健康診断に、引っかかったよ〜!(マヂカルラブリー構文)

ということで近所の内科へ。ちょっとラーメン食いすぎたな。あともうほぼ確で喫煙がダメ。タバコをやめよ街へ出よう。推しの痛風をゲラゲラ笑っていたら、他人事じゃない事態が起きておりました。

なんか院内が瘴気に溢れてるな、と思ったら嫌な予感が的中した。こういうときの勘の鋭さには自信がある。どちらにせよもう通えないので、紹介状を書いてもらって引っ越し先に持っていくことにした。

スラム街にはろくな病院がない。

 

所用も済ませたのでGinza Sony Park展『エレクトロニクスは、ストリートだ。with Creepy Nuts』へ。至るところでふたりの声がして、楽曲が流れている。とても贅沢な空間。1時間ちょいくらいウロウロして楽しんだ。

各ブースに音声ガイドと称したラジオが聞けるQRコードが設置されてるんだけど、全部合わせると1時間半あるらしい。毎週のラジオ1本分じゃん。イカれててめちゃくちゃ笑った。受付のお姉さんも説明してくれるときちょっと笑ってました。

展示されているデカいラジカセをチューニングさせてもらったら『かいこ』が流れてきて、たちまちテンションが上がる。大好きな曲。Creepyの曲でランキング作るってなったら絶対上位に入れる。

かいこ

かいこ

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松永さんのDJルーティーンを大画面+高音質で見られるブースも堪能。あの空間に布団ひいて寝たいなと思った。目ェバッキバキなりそう。

 

せっかくやや近くまで来たので、『のびしろ』を聴きながら勝鬨橋を渡ってきた。今日がラストチャンスのような気がして。

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(すごいちっちゃいけど東京タワー見える)

東京タワーと東京スカイツリーのちょうど中間くらいの30歳になったR-指定さん、それを表現するのにここをチョイスできる思考回路が凄まじいな、と実際に歩いてみて改めて思った。ラジオで毎週バカ話してるあんちゃんと同一人物とは到底思えん。そんな厚みが好きだ。

東京にいる間にこの景色を見ておけてよかった。暑すぎるくらい快晴だったし、川沿いだからか涼しい風が吹いていて気持ちよかった。

勝どき駅方面から歩いたけど、Rさんが見た景色は厳密に言うと築地駅側から歩いてきたときに見える景色なんだなと気づいた(左右の配置的に)。これも歩いてみてはじめてわかることだ。

昨日の夜の『関ジャム』からずっとCreepyに浸れていて幸せ。いまは菅田将暉ANNを聞き納めながらこれを書いています。2回聞いても中身がどこにもねえな。最高。ありがとう。「菅田わさび」の語呂の良さったらない。

そういえば菅田将暉ANNのジングル、04 Limited Sazabys『Lost my way』が使われてるのめっちゃ良いよなと聞くたび思う。

Lost my way

Lost my way

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勝鬨橋を渡りきって電車に乗り、これまた大好きな燕三条ラーメンのお店へ向かう。どうしても食べ納めがしたかった。長岡や十日町で食べた本格的な燕三条ラーメンが東京でも食べられるのが本当にうれしい。背脂が好きなのでてんこ盛りでお願いした。

着丼した瞬間、健康診断で引っかかってる人間が食う飯じゃねえな、と悟ったけど気づかないフリをした。朝(豆腐)と夕飯(サラダ)で調整するからいいのだ。数値下げる薬もらったし!(ダメ人間の典型)

硬めで噛みごたえがある麺と、背脂があるおかげで熱さを保ったまま楽しめるスープがいいのです。こってりしてるかと思いきや味自体はすっきりしてるので、ずっと飲めちゃう。

好きなものをたくさん食べるために、調整できるところで調子していく。やっとわかってきたかも、このポンコツの操縦の仕方を。

トクホのお茶を秒で飲み干しつつ帰宅。道中は本を読みながら、ときおり顔を上げて東京の景色を眺めながら過ごした。離れるとわかった途端、いつもの景色も目に焼き付けたくなってしまう。やっと辿り着いたけどもうすぐ離れる街。

わたしの人生は、いつも東京の周りをグルグル回り続けている気がする。定住はまだしていない。

 

きのう届いた『笑いのカイブツ』、きょう読みたくてページをめくり始めたら止まらなくなって一気に読み終えた。伝説のハガキ職人ことツチヤタカユキさんの私小説。エピソードトークや、「あの人」のエッセイで目にした以上の、焦燥とがむしゃらな狂気に満ち溢れた日々がそこに広がっていた。

読んでて苦しくなるし、どっかに隠していた傷がヒリヒリ痛んでくる。目を背けたい描写も多い。でも、好きなものに不器用なほどまっすぐ向き合う衝動に、そこから噴き出してくる熱に突き動かされるようにして読んだ。

たとえ他人には醜く地べたを這いずり回っているように見えたとしても、なにかを追い求めて無我夢中になるひとの魂はギラギラ輝いていて、直視できないくらいまぶしい。

笑いの本質とは、人間の道理の”正しさ”を、的確かつ盛大に破壊することにある。

真におもしろい芸人は、礼儀正しいというより、礼儀以上の”正しさ”への筋道を、独自に自分の頭でつくる。

”正しさ”の筋道が見えない人間が、無闇にボケたところでなんのおもろさもない。

ましてや普段から”正しさ”に目をそむけた人間がおもしろいはずがない。むしろつまらない。クソつまらない。

”正しさ”だけは濁したくない。それを濁した瞬間、自分の”笑い”ごと腐っていく。

自分が信じる『正しさ』に囚われるあまり、ツチヤさんは不器用すぎる人生を歩むことになってしまうし、あとからそれを顧みてもいるので見極めは難しいけど、自分がお笑いに対して無意識下で求めていたことが限りなく的確に言語化されているのに驚いた。これは真っ直ぐ向き合い続けてきた人からしか出てこない言葉だとはっきりわかった。

なんの嘘も装飾もない、ありのままの言葉だからスッと入ってくるし、ずっと覚えていたくなる。ここに書いて残したくもなる。

また大事にしたい一冊に出会えた。

きょうは「あの人」のエッセイを読みつつ寝よう。また引っ張り出して枕元に置いた。