真夜中の洗濯機

長期記憶にするための覚え書き

そんな夜を探してる

似たような格好をしているひとが目の前を歩いていて、おそらく似たような目的地を目指している。それだけでもちょっと親近感が湧く。

でも、わたしのジーンズの裾にはさっき食べてるときにちょっと落としてしまったチョコがついている。

きっと彼女のオーバーオールには、チョコはついていない。ものすごい歴然とした差、埋まらない溝のような気がして謎に落ち込んだ。

 

マッチングアプリに破れた人間だけが使えるマッチングアプリ、誰か開発してくんねえかな。もはや自分でつくるか。そんな技術は持ち合わせていないが。

待っているだけなのは性に合わないのと、もうすぐ環境も変わるのでいずれ再開するつもりなのだけれど、如何せんいよいよ心を折られてきた。心折れたな〜となってはやめ、再開しては楽しくなって生活がやや傾き、の繰り返し。0か100かしかねえのか。

次こそは50ドンピシャど真ん中を狙いたい。ツールを変えたほうがいいのにはうすうす気づいている。でも、もうこれ以外の方法がわからんのよ。

 

Twitterを眺めていて、どうしても許せないツイートにぶち当たってしまい「うるさいもう!!!!!!!!うるさいうるさい!!!!!!!あ゛ーーーーーーー!!!!!!!!変なこと言うなーーーーーーーーー!!!!!!!」と叫び出しそうになった。知能指数2相当の慟哭。大人なのでやらなかったけど。心の疲弊を如実に感じて、アプリを閉じてタスクを切る。

なにも知らないくせに、いいね稼ぎに使わないでくれ。お願いだからわたしの好きな人たちを簡単に消費しないでくれよ。頼むよ。

悔しい気持ちを握りつぶしたせいで汚れた手を駅のトイレで洗って、秘密基地へ向かった。

ちょうど先頭車両だったので、車窓に映る進行方向の景色をじっと眺める。電車から見える景色にはいつまでもワクワクする。例えそれが何年も乗り慣れた路線であっても。落ち込んでいる時でも、電車はいつも同じように進むので落ち着く。むかしから電車で過ごす時間が長かったので、いつの間にか電車自体がとても好きになっていた。

こんなご時世じゃなければ、電車に乗って行ってみたいところがたくさんある。

ちょうど夕暮れ時で、通過したホームに夕日が落ちていて目を奪われた。はっきりと夏の終わりの夕日だった。

ちょっと早く上がれた嬉しさと、このあと起こることに対する緊張で、心の中の模様がすっかりおかしくなっていた。

 

何年も、気持ちを持て余して苦しくなるほど好きな対象を目の前にすると、人間は焦点が合わなくなる。

日中とは打って変わって楽しい気持ちでいっぱいのはずなのに、視界だけどんどんぐんにゃりしてくるので人生はままならない。

身体もなぜかずっとこわばっていて、普段感じないレベルの尻の痛みに見舞われる。いまも痛い。ひっさしぶりにパイプ椅子に座り続けて腰と尻を完全にいわした。

誰とは言わんけど、はじめて会った日の翌日に全身筋肉痛になった、という話を思い出した。おこがましくもほぼ同じ現象に見舞われているオタクがここにひとり。

でも。可能なことならずっと痛いままでいたい。うまいこと言えたかしら。そうでもないか。あとから読み返して恥ずかしくなりそう。まあいいや。

痛みはいつか消えるので、消したくないので残します。

また生きていてよかった、と思える夜に出会った。わたしの生きる意味ってマジほとんどこれだ。

フラワーカンパニーズ『深夜高速』を狂ったように聴きながら帰り、テイクアウトしたおろしポン酢牛丼を食べた。

健康のために毎日野菜を食べようと決心したのに、今日は野菜らしきものを大根おろししか口にしていない。罪滅ぼしみたいにレタスをかじった。サラダ買えばよかったな。

そろそろ寝る。

 


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