真夜中の洗濯機

長期記憶にするための覚え書き

(一旦)さようなら、すべての私立恵比寿中学

美容室で今回の髪色はどうしますか、と聞かれ、『こんな感じにしてください』と好きな人の写真を見せる。

この流れ、髪をふたたび染めるようになってからはずっとルーティーン化している。

2週間前、また好きな人とほぼ同じ色に髪を染めた。ちゃんと身なりを整えて迎えたいライブが、パシフィコ横浜で開催されるから。

 

natalie.mu

というわけで、6人体制ラストのエビ中ライブに行ってきた。

6人体制ラストでもあり、かほりこ加入から現在までのエビ中にいったん終止符を打つツアーの最終公演。

最近ライブに行くたび毎回思うけど、この現場にいられて本当に良かった。

かほりこ加入後からのオタク且つ、はじめてエビ中のライブを生で観たのもパシフィコ横浜なので、感慨深い要素全部乗せ丼みたいな感じだったんですが(?)

エビ中のライブは、いついかなる時でも高すぎるハードルを軽々飛び越えてくるのですごい。

 

振り返ってみると、好きなものへの愛をしたためる行為をより加速させたのは、エビ中のファンになってからのような気がする。

声優オタクだったときもやってたけど、

ribboncitron.hatenablog.com

これとか、

ribboncitron.hatenablog.com

これとか、文章の荒削りさはさておき「この人めちゃくちゃエビ中好きなんだなぁ」っていうのが伝わってくるので、記録しておいてよかったな。

わたしはいつの時代のエビ中も、ものすごくとんでもなく好きだ。

それはいまこの瞬間も、きっとこれからも。

 

ナタリーさんからセトリを引用させてもらう。

ナタリーさん、いつもありがとうございます。写真のチョイスと、ついているキャプションの大ファンです。これからもよろしくお願いいたします(誰目線?)

 

6人それぞれにスポットを当てた構成で、ライブは進行していく。

01. オメカシ・フィーバー

02. 制服“報連相”ファンク

03. 放課後ゲタ箱ロッケンロールMX

 莉子パートの、誰よりもパワフルかつパンクな選曲。

生まれたての小鹿だったときから見ているので、『わたしが好きなわたしだけを好きになって!』と高らかにたくましく歌い上げている姿を見るたび涙が止まらなくなってしまう。ふわふわしたかわいらしい見た目と、むき出しになったパンク精神を同居させているのが彼女のめちゃくちゃ素晴らしいところだと思っている。

歳を重ねるごとにしっかりとしていく佇まいと、髪をブン回し全身の力をフル活用して歌い踊る姿、カッコ良くて大好きだ。

 

04. 感情電車

05. SHAKE! SHAKE!

06. ラブリースマイリーベイビー

 歌穂パートの包み込んでくれるような優しさ。

『SHAKE!SHAKE!』の、

絶体絶命の
状況ももっと楽しんでゆくのさ
笑止千万さ
かっ飛ばすからついてきて

 この部分なんか、まさにエビ中の今までの歩みを象徴するような歌詞だ。

そのパートを歌穂が担ってくれることの頼もしさと安心感たるや。

彼女の伸びやかな歌声と、いつ何時でも、エビ中が苦しい時だったとしても絶対に絶えることがなかった優しさが大好きだ。どれだけ心を救ってもらったか、数えたらキリがない。

わたしの心の登校班の班長はほかの誰でもない歌穂だし、彼女が持つ焼きたてパンのようなふかふかのあたたかさがあれば、エビ中はいつでも安泰だと思う。

 

07. I'll be here

08. 紅の詩

09. スーパーヒーロー

 ひなたパートは、最近いろいろな番組でフォーカスが当たるようになってきた抜群の歌唱力を存分に浴びるような構成。彼女の一本芯が通った強さを纏いながら『スーパーヒーロー』に繋げていく流れは、思い入れのある楽曲だからこそいつもよりずっと眩しかったし、全身の皮膚がビリビリ痺れるような感覚が確かにあった。凄まじいんだ、柏木ひなたが放つ生命力ってのは。あの小さな体のどこにそんなエネルギーを秘めているんだろう?といつも不思議に思う。

『エネルギー溜めて、まだまだ負けない』とまっすぐ歌い上げる彼女の高貴な魂に、尊敬の念すら抱いている。

 

10. 未確認中学生X

11. 藍色のMonday

12. PANDORA

美怜パートは天真爛漫なかわいらしさと不思議さ、『PANDORA』でつける緩急まで含めて、星名美怜という人物そのもので嬉しくなってしまった。

ステージにいられなかった時期もあったぶん、彼女が全編通して歌って踊っている姿を観られるだけで、無条件に『神様ありがとう』と手を合わせたくなる。美怜がそこにいるだけで、ステージにパッと明るい花が咲くみたいだ、といつも思う。

彼女が全身に纏っている華やかさと、エビ中を心から愛している姿勢が滲み出ているパフォーマンスを、これからもずっと追いかけていたい。

 

13. 涙は似合わない

14. 君のままで

15. ジャンプ

 『絶対負けない!』というこれまた力強い歌声から開幕した彩ちゃんパート。彩ちゃんは本当に、絶対に、負けなかった。病気から。この日の『絶対負けない!』は、また違った色を帯びてわたしたちの鼓膜を揺らしていた。

映像越しでもはっきりと伝わってくる、彩ちゃんの声と瞳の奥に宿る信念の炎が大好きだ。

『ジャンプ』の落ちサビ前、『今だ!』と叫ぶ彩ちゃんの声がパシフィコ横浜にしっかりとこだましていた。音源であったとしても、彼女の歌声は、存在は、エビ中のこれから歩む道を明るく優しく照らしてくれる。帰ってきてくれる日が本当に待ち遠しい。

はやくあのくしゃくしゃな笑顔に会いたい。

 

16. 愛のレンタル

17. 大人はわかってくれない

18. 春の嵐

 りかちゃんパートは、好きな気持ちがショートしすぎてサイリウムを振らず棒立ちガン見かましてしまった。まあいつものことなんだけど、今までのわたしとりかちゃんの歩みが…走馬灯のようにまぶたの裏に巡ってきて…何もできなくなってしまったんですよ(激・キモオタク)

彼女を好きになって7年が経つ。数え切れないくらいいろんな思い出をもらった。正直、推し始めた当初から『この子はいちばん歳上だからきっと辞めてしまうのもいちばん早いし、覚悟はしておこう』と思っていた。出会いは常に別れを内在し、恋愛はパーティーのようにいつか終わる。『花束みたいな恋をした』で出てきたフレーズのように、わたしはりかちゃんと出会った時からずっと別れを意識していた。

その(やや過剰で重たい)覚悟もどこへやら、わたしの大好きな人こと真山りかさんはずっとエビ中に在籍し続けてくれている。それがどれだけありがたく、尊いことか。

近年任されるようになってきた『愛のレンタル』や『春の嵐』といった、彼女の艶っぽく美しい歌声が存分に活かせるナンバーに挟まれ、『大人はわかってくれない』もまた違った輝きを見せていた。

私たちはいつも余裕かまし 

キラキラ飛び回るティンカーベル

陰でものすごく努力しているはずなのに、それをあまり感じさせない真山りかさんが、エビ中のみんなが大好きだし心から尊敬している。

りかちゃんについて書くと、どうにも気持ちがまとまらずしっちゃかめっちゃかになってしまうの、何年経っても全然解決できない。むしろ好きになればなるほど悪化の一途を辿っている。現に呼び方すらも一切統一できていない。好きになって7年、いろんな呼び方で(勝手に)呼んできたし、これからも(勝手に)呼びまくっていきたい。

これからもずっとわたしの情緒をぶっ壊して、わたしの魂を救ってください。

人生を変えてくれた愛すべき推しメン。心の底からめちゃくちゃに大好き。

 

19. HISTORY

20. Family Complex

21. イエローライト

22. サドンデス

 

全員パートは、これまでの変遷で涙腺を刺激してくる構成にしつつも、6人のおちゃらけお茶目な感じも内包している素晴らしい選曲だった。「感動」「泣ける」だけで終わらないのがエビ中。その一筋縄でいかない感じがずっとずっと好きだ。

そして全員妹のように、ていうかもはや娘のようにかわいい。ハマりたてのときからずっと言ってるけど、目に入れても絶対痛くない。上に乗られても、6人乗ってもたぶん大丈夫。オタク版イ◯バ物置。あまりにもかわいく、そして勝手ながらも非常に身近に感じていて、近年は尊敬の念も込めつつほぼ全員呼び捨てで呼ぶようになった。彩ちゃんは彩ちゃんだけど。そして真山りかさんの呼び名はいつまで経っても固定化されない。好きすぎて。

 

エビ中を好きでいることは、『神様ありがとう』と感謝することと『神様なんていねえよ、クソが、ふざけてんじゃねえよ』と悪態をつきたくなることの繰り返しのようだった。

わたしが好きになって7年、エビ中には数々の試練が雨のように降り注いだ。もちろん彩ちゃんの病気のこともそう。

でも、試練もしっかりと自分たちの力で乗り越えてきたし、その姿にファンはずっと勇気をもらい続けている。エビ中がこんなに頑張ってるんだから、こっちだって頑張らなきゃ嘘だろ、と自然と思わせてくれる。

この「自然と」というところがまたミソで、エビ中はいつもフワッと軽やかに、決して押し付けがましくなく、でもグッと力強く私たちの生活の支えになってくれるような存在だと思う。

 

 

エビ中を好きになりたてのころ、わたしはとにかく文脈が欲しかった。

かほりこが加入する前から、9人時代からエビ中の存在を知って好きでいられている人が羨ましくて堪らなかった。体験できなかった時間を取り戻すように、いろんな現場に足を運んだ。

ひとつひとつの現場の楽しさはもちろん、

握手会や2ショット会のために遠征した記憶も、足を運びすぎて未だに覚えている名古屋駅のロッカー位置も、はじめて最前で見た衝撃的なまでに輝くエビ中の姿も、話すまでに座って待っているときのコンクリートの冷たさも、ガンダムのふもとで観たフリーライブも、震えるほど寒かった新宿ルミネエストの屋上も、スーパーヒーローの背中で翻る見えないマントも、何年時が経ってもいつの時期に来ても安定して冷たく刺さるパシフィコ横浜の海風も、なぜか山中湖に鈍行で行くことを決めて、長時間座る辛さに身悶えたことも、遠征した各地で食べたご飯も、夜行バスの中で明るさをいちばん下げてこっそり感想戦に明け暮れたことも、声優オタク時代からの友達とより一層仲良くなれたことも、

エビ中に、アイドルを好きでいることの楽しさや歓びや胸躍るときめきをたくさんたくさん、抱え切れないほど教えてもらった。

気づけばいつの間にか、わたしにもエビ中と一緒に歩んだ文脈がしっかりと根付いていた。

必死になってつくろうとした文脈は、今や両手におさまらないくらい膨大なものとなっていて、間違いなくわたしの血肉になり、いまも全身を巡り続けている。

それもすべて、エビ中というグループが出会いと別れを繰り返しつつもずっと続いてくれているおかげだ。

 

エビ中は、いつ出会ってもぜんぜん遅くない。ずっと続いてくれているから、いつ出会っても溢れんばかりの思い出とエネルギーを共有させてもらえる。

平和で牧歌的な雰囲気と、そこに同居している力強さとたくましさ。エビ中が纏う要素を心地いいと思う人、今よりもっといるはずだし、いて欲しいなと思うし、新メンバーがそのきっかけになってくれたらこんなに嬉しいことはない。

エビ中は、一度好きになったら長いグループなんじゃないかなぁと個人的に思っている。現にわたしも離れていた時期を経て戻ってきたし、周りにも同じようなオタクがゴロゴロいるから。いつ入っても、いつ戻ってきても大丈夫、という底なしの安心感。

 

こないだフォロワーとも『エビ中に憧れてエビ中に入ってくるメンバーって初めてだから、それがどう作用するのか不安でもあるし楽しみでもあるよね』などといったガチ議論を交わしたばっかりなので、新メンバー加入が本当に楽しみです。

大人数フォーメーションで観たい曲いっぱいあるし、新しい色がついた楽曲の変遷を一緒に、しかもまた何度も楽しめると思うと、スキップせずにはいられんよ。賃貸なので慎みますが。

 

ひとまず(一旦)さようなら、今までのすべての私立恵比寿中学

そして、これからも末永くよろしくお願いします。

彼女たちと、彼女たちに関わってくれているすべての人たちに、絶え間なく幸せなことばかりが起きますように。