真夜中の洗濯機

長期記憶にするための覚え書き

広告のない街

広告の少ない電車に毎日揺られる。駅も、心なしか広告が減ったように思う。ご時世柄仕方ないことだとは理解していても、こういう些細なところから「まだ普通の生活には戻れていないんだな」ということが伺い知れてしまい落ち込む。ジメジメした季節は、心までジメジメとカビ臭くされてしまって苦手だ。街をつめたい靄が覆っているようで、はやく梅雨が明けないかなあと始まったそばから毎年のように願っている。

 

そんな生活の中で、外飲みに飢えるあまり「路上で缶ビールを開け、コンビニで買ったホットスナックをつまみに飲みながら散歩をする」という限界技を編み出した。お行儀悪いかもだけど、これが非常に楽しい。リモートドラマ「Living」で永山兄弟がコロッケを揚げている姿を見てからサクサクのコロッケが食べたくて仕方なかったのだけれど、どこのコンビニを探してもコロッケが売り切れていたのでハムカツで我慢した。美味しかった。次はコロッケで飲みたい。

路上でホットスナックを頬張り、缶ビールで流し込みつつ、友達と電話しながら散歩する。帰り道にちょうどいい外飲みスポットを発見できたのが嬉しかった。今週もまたあの場所で飲もうかな。実際、わたしと同じ発想の人はたくさんいて、みんなロング缶片手にごく少数の友達と話していたり電話をしたりしていた。ひとりではない、と実感できたことも同じくらい嬉しかった。

ぬるい夜風は次第に雨の気配に変わり、空から粒が落ちてくる前に帰りの電車に乗り込んだ。

ひさしぶりに外で人と話しながら飲む金麦は、ちょっと泣いてしまいそうなくらい美味しかった。あの日見た景色とか、ビル街から差し込む靄のかかったネオンの光とか、忘れたくないのでここに記しておく。

 

「記憶をなくすほど飲んだことを相手に申告する」というのは、ともすれば「あなたと過ごした時間のことはまったく、もしくは断片的にしか覚えていませんよ」と申告するのとイコールなのでは?と最近気づいて反省している。本当にここ1週間くらいでやっと気づいたんです。我ながら人間レベルの低さに驚くばかりです。

せっかく声をかけてもらえて楽しく飲んでいても、わたしが潰れて〆がグダグダになってしまうことが本当に多かった。申し訳ない気持ちでいっぱいだし、それでもまだ一緒に飲んでくれるひとがいることに感謝しかない。当たり前のことほど当たり前ではない。

21歳くらいのころから言ってるんですけど、「酒は飲んでも飲まれるな」という言葉の重みが歳を重ねるごとに分かってくる。

適量を楽しく飲みましょう。

 

土日は安定の引きこもり、大麻パーティーより酷いラジオことタダバカを聞いて過ごす。ラジオクラウドに過去回がぜんぶ上がっているので、深夜に移行した回から少しずつ消化しています。先週のトチ狂いぶりが異常だったので『今週はまあ普通に終わるんだろうな』と思っていたところ、後半10分の巻き返しが半端なくてひっくり返ってしまった(クソデカ表現)

びっくりするほど低俗だし、登場人物の情緒が全員めちゃくちゃなのに、愛おしいのはどうしてだろうか。

 

エビ中の質問動画で質問を取り上げてもらえて、思わず舞い上がってしまいました。ここ最近で一番よかったことだなこれ。

りかちゃんはお母さんがつくるキャベツと玉子のお味噌汁が相変わらず好きだそうで、暖かい気持ちになった。5年前と変わらぬ回答。癒しをありがとう推しメン。ずっと愛しています。

 

最近よく聴く曲。

クリープハイプの新譜が聴けて助かる。


クリープハイプ - 「およそさん」 (MUSIC VIDEO)

 
思い出野郎Aチーム / 独りの夜は(Demo) 【Official Audio】

 

after laughter

after laughter

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Y/N

Y/N

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RPG

RPG

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School Food Punishment、いつ聴いても新鮮に良い。大好きなバンドだし、生で観られなかったことを悔やんでいるバンドでもある。

ライブ、行けるときに行くべきなんだよな……失ってはじめて気づくありがたみ、生き続けている限り永遠に無くならないので困る。どうして失う前に気づけないんだろう。

きみの文章をたべたい

 Amazonで頼んだ「文學界」が届いた。生まれてはじめて買った。今月号から松永さんのエッセイ「ミックス・テープ」が連載されるとのことで、定期購読もします。

文學界 (2020年7月号)

文學界 (2020年7月号)

  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: 雑誌
 

 

以前このエントリでも書いたのだけれど、『好きな人の書く文章を読む』という行為がちょっと異常なくらい好きなので、連載が決まった時は飛び上がるほどに嬉しかった。

いま読み返していて思ったけど、このエントリに貼り付けてる藤森元生さんのツイートと「ナナメの夕暮れ」とこのエッセイ、なんとなく線で繋がる気がするな。

ribboncitron.hatenablog.com

 

本文を読みながら、『この文章はもし食べたらどんな味がするだろう』と想像する。この思想、中学生のころ読んだ文学少女シリーズの影響によって生まれたものです。本当に口にできたらどんなに良いだろう?といい歳こいた今でも思う。好きな人の書く文章を、物理的に自分の血肉にできたらどんなに良いだろうか。

 読み終えて、『たぶんこの文章は、レバーとか臓物っぽい味がするんだろうな』と確信した。下手したらちょっと生臭さすら残る味わい。鼻腔を鋭く突く生の匂い。自意識の煮こごり。平らげるのに勇気すらいる。1回目からフルスロットルの生き様切り出しっぷりにもはや恐怖を覚える。2回目以降どうなっちゃうのよこれ。

いつもラジオで繰り広げているマシンガントークとは裏腹に、文章からは淡々とした印象を受けたのが意外だった。また新たな一面を知ることができて嬉しい。これだからまとまった文章を読むのはやめられない。『もっと読みたい、もっとこの人の思想を知りたい』と思わせると同時に、『簡単に消費しちゃいけない』とも感じるような、4ページいっぱいに広がる葛藤。圧巻だった。

ざっくりした内容としては、冒頭でちょろっと書いた通り「過去の自分の厳しい思想が巡り巡って今の自分に突き刺さっている」という話だったのだけれど、読みながらずっと中2の時の担任の先生に言われたことを思い浮かべていた。クラスメイト全員に嫌われているような錯覚に陥って心を病み不登校になっていたわたしに、先生はこう言った。

「他人に厳しい目を向けられていると思うのは、自分自身が他人に厳しい目を向けているからだよ」

今でも忘れられない言葉なので、ときどき頭の引き出しから取り出してはじっと眺める。他人に向けた鋭い矢は、実は誰よりも深く自分の体に刺さっている。今でもまだ抜けていない。刺さっている時間があまりにも長いのですっかり共存してしまっていたけれど、この文章のおかげで(せいで)また痛みがぶり返してきた。忘れちゃいけない痛みなんだとも気づいた。痛みを忘れず、また共存していく。

 

でも、彼が自分の生業で揺るがぬ実績をつくり上げているのは紛れもない事実なのだから、本業以外の自分も許せる日がなるべく早く訪れて欲しいな、と願わずにはいられない。本業のとき同様、真面目さとストイックさが滲み出ていて、人の心にくっきり爪痕を残す文章だと心底思った。

ていうか読み手の自意識トリガーをこんなにも強く引くような文章を書けるの、純粋にすごいと思うし羨ましい。嫉妬すら覚えるわ。

来月も読めちゃうのかこれ。大変だな。きちんと向き合って咀嚼できるように、心の余裕と容量を残しておかないと…。

 

読後にこの動画を観ると、より一層クるものがある。


DJ松永『Documentary Of DMC 〜スポットライト〜』

赤い電車

丸の内線の真っ赤な車両、最近たまに見かけるんですがめちゃくちゃかわいくないですか。窓が丸いのもいい。遭遇するたびに見惚れるし、脳内でくるりの「赤い電車」がかかる。


くるり - 赤い電車

すっかり元通りになってしまった通勤電車に揺られながら、わざと乗り過ごしてどこかに行ってしまおうかな、と毎日考えている。

 

下書きにネタ帳的なエントリをつくって思いついた順にざっくり書き留めてるんだけど、いま見たら「イマジナリーだいたひかる」とだけ書いてあって我ながらマジで意味がわからない。ざっくり記録にも程がありすぎた。どうして書いたんだろう。ど〜でもいいですよ、と言いたいできごとがあったのか?思い出せなすぎてびっくりする逆に。何を書きたかったのだ、数日前のわたしよ。

 

1週間の労働でどろどろに疲れ果て、その勢いで酒を4缶あけたら終盤の記憶が一切なくなった。起きて凹む。自粛期間中に自分のことを見つめ続けた結果、改めて気づいたのだけれどわたしは酒が弱い。ついでに意志も弱い。なので、「適量もわかったしもうたくさんは飲まないようにしよう」と決意した2秒後には深酒でめちゃくちゃになっている。

美味しいと感じる量を、美味しいつまみと一緒に楽しめるようになりたい。酒との距離のはかりかた。


plenty 「人との距離のはかりかた」

 

自戒をこめて「だらしない夫じゃなくて依存症でした」を読む。 依存症に関する本に興味があって、少しずつ集めている中の1冊。知識をつけて、何かに依存しがちな自分と向き合おうと思っている。

「酒=コミュニケーションツール、酒を飲むと人と楽に話せる」という旦那さんの思想がわたしと一致しすぎていて、背筋が凍るような思いで読んだ。明日は我が身。酒、寄りかかるにはあまりにも危険な代物なんだよな。まず物理的に身を滅ぼすし。

これ読んだあとに4缶あけてしまって悲しくなったので、また読み返そう。

だらしない夫じゃなくて依存症でした

だらしない夫じゃなくて依存症でした

  • 作者:三森 みさ
  • 発売日: 2020/03/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

二日酔いで日曜日を潰しながらもラジオはしっかり聞く。プライドなんて微塵もないけどこのルーティンだけは譲れん(?)

ラジオの面白さにいつも救われている。月並みな意見ですが、笑うと元気になりますね。

さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ」、毎週面白いけど今週の回はズバ抜けてすごい。すでに2周したし、本編がぶっ飛びすぎてる反動でラジオクラウドの内容が薄いのもウケた。まともな人間がひとりも出てこないラジオってこんなに面白いのか。あまりにも狂っているので合う合わないがハッキリ分かれそうだけど、わたしはこのノリ大好きです。

 

最近の「Creepy Nutsオールナイトニッポン0」も素晴らしい。どれくらい素晴らしいかというと、リピートしまくって他番組の消化が追いつかなくなるくらい。有楽町のスタジオに戻ってきてから面白さに拍車がかかったような気がしているのはわたしだけでしょうか。

もっともっとイン・ザ・ルーム


もっともっとイン・ザ・ルーム/宇宙人

懐かしい。キング提供のアニメのCMでよく聴いた気がすんだよな。何だったっけ…。

自粛解除っぽい雰囲気になっているけれども、正直まだまだステイホームいけます。もっともっとインザルーム。俺 in the house、そして君 in the house。


KICK THE CAN CREW 「住所 feat. 岡村靖幸」Music Video

 

ステイホームしながら、ノートに思考を書き出すのが楽しい。ブログを書くのはもちろん、ノートに書き出すまでしないとデトックス効果が発揮されないらしく、つくづく自分の頭に棲まう雑念が憎らしくもある。昔はそれをクロッキー帳に絵で表現していたけれど、今はびっくりするほど絵が描けなくなってしまった。その代わりに文字がスラスラ出てくる。

書き出すことによって、欲しい服と靴が15〜20点、欲しい本が40冊弱あることが判明して自分の物欲に引いた。

このリストにある本を追加すると、さらに読みたい本が増える。嬉しい悲鳴。

 

さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ」にそれはもうめちゃくちゃハマっている。土曜の夜にオードリーANNを聞きながら寝て、日曜の朝起きてすぐにタダバカをタイムフリーで聞く流れがルーティン化しつつある。

特に最近始まった『純猥談』のコーナーが素晴らしくて、すっかり毎週の楽しみになっています。純猥談のサイト自体が好きで定期的に読んでいたのでネタになっていたのがそもそも嬉しかったし、メール読み担当のリスナー・坂口ケンタウロスさんの声がとにかくかわいく、素晴らしい。松本いちかさん(最近どハマりしているセクシー女優さん)風のビジュアルを想像しながら聞いている。本放送30分→ラジオクラウドの流れも、ひと区切りつけることができて個人的にはすごく聴きやすいなあと思う。


【大事故】さらば青春の光のメアド晒します【騒然】

Youtubeチャンネルにも手を出し始める。この企画がすげえ面白かった。他の芸人さんもやってみたら意外と盛り上がると思う、リスクしかないけれども。笑

 

今週は、星野源さんのラジオ内でアルピー平子さんの「しまくり先生」の話が聞けたのも嬉しかった。ものすげえ熱量で話しているもんだから笑いを通り越してジーンときてしまうほど。「しまくり先生」、今回もびっくりするほど面白かったのにこの放送直後に無料配信期間が終わってしまったのが惜しまれる。平子さんには、アウディの公式仕事もいいけれど「しまくり先生」きっかけの仕事もガンガン舞い込んで欲しい。

 

最近好きな曲。

東京フラッシュ

東京フラッシュ

  • Vaundy
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
FAR EAST DISCO

FAR EAST DISCO

  • provided courtesy of iTunes
いたいあまいキス

いたいあまいキス

  • simpatix
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 Vaundy氏、エビ中に曲提供してくれないかなー。

あとはやっぱりヤマモトショウ氏しか勝たんなという。

 

6月の目標。お店とは言わない、まずは公園で飲みたい。夜風にあたりながら飲むビールの美味しさ、早く味わいたい。

交換の音

この自粛期間で気づいた。

甘いものがあまり好きではない。

人並みには食べるけれども、たくさん食べたいとは到底思わなくなった。

酒を飲むようになったからかもしれない。しょっぱいもののほうが好きで、よく買うことをやっと自覚してきた。

この前、とてもひさしぶりにスニッカーズのファミリーパックを買った。甘いお菓子を買ったの、マジで3ヶ月ぶりとかかも。さっそくひとつ開けて食べる。ぎっしりと詰まった甘み。ぜんぶ食べ切れるか少し不安になった。

 

その反面、ポテチがとにかく好き。堅あげポテトが特に好き。下手したら毎週買ってるかもしれん。昔はうす塩一択だったけれど、最近はブラックペッパーばかり買うようになっていた。でも、この前近所のスーパーに行ったらブラックペッパーがまさかの品切れだったので、うす塩を買って帰る。すっかりご無沙汰していたうす塩、こいつを味変させることに決めた。リッツパーティー感覚で、さっそくアボガドをのせて食べてみる。結構、いやかなりおいしい。アボガドの濃厚な旨みと、堅あげポテトのガツンとした歯ごたえ・噛むたびに溢れる塩っけのコンビネーションがたまらん。アボガドを醤油漬けにしたらもっと美味しいかも。どっからどう見ても塩分の過剰摂取なので、食べ過ぎ注意の組み合わせだ。あと、今度はキムチとも一緒に食べてみようと思う。自分、何にでもキムチを合わせる女なので。

それにしても、アボガドってなんであんなに美味しいのでしょうか。野菜切るのすらもめんどくさがるクソズボラ人間のわたしでも、アボガドだけはつい買ってしまう。丁寧に醤油漬けにして酒のつまみにするときもあれば、ただ切ったものをお刺身みたいにわさび醤油につけてごはんにのせて食べる時もある。アボガド1個でごはん2杯は食べられる。米の甘みとアボガドの甘みのマッチング指数はエグい。サーモンとアボガドの漬け丼が食べたくなってきた。サーモンも大好きで、一時期は柵ごと買って適当にブツ切りにしてごはんのお供にするのにハマっていたなあ。お腹すいて眠れなくなってきた…。

 

心をじわじわと蝕まれるようなニュースがはびこる日々の中で、藤井風さんの「帰ろう」という曲に助けられている。逆立った心をそっと撫でてくれるような曲。アルバムの中でいちばん好きかも。先週がリリース週ということもあり、ラジオでもパワープッシュでずっと流れていて、TBSラジオでもニッポン放送でもたくさん聞いた。『好き!』と言いながら嬉しそうに「優しさ」をかける松永さんも、永井大さんの話の流れで『永井風』と言い間違える平子さんも愛おしい。かけがえのないラジオの時間を、好きなアーティストがさらに彩ってくれて嬉しかった。

 

SNSが普及して、ひとの思想に触れる機会が多くなったからか、自分と合わないものを徹底的に排除したがる空気がここ近年より強まっているように思う。わたしも、数年前までは紛れもなく"そちら側"の人間だったからこそ分かる。いつも他人に期待し過ぎて裏切られたような気分になって、そのたびに悲しくて、悲しみは怒りに変わって、やがて暴力的な言葉に変わった。でも本当にごくごく最近になって、「そういうのもういいじゃん」と思えるようになってきた。排除すること、分断することに何の意味があるのか、ここ数日ずっと考えている。わかり合えなくても、わかり合えないことを認めてそれぞれ生きていくことをしたい。少なくともわたしは。 

 

帰ろう

帰ろう

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

こんな夜更けにピザを食う

伊藤ハムのチルドピザにハマっている。特にジェノベーゼピザが狂おしいほど美味しいのですが、今日スーパーに買いに行ったら忽然と姿を消していてどうにかなりそうでした。手に入らないと思うと余計に食べたくなる。禁断症状ですね。

この前、夜中に食べたらさらに信じられないほど美味しく感じてびっくりした。背徳感は最高のスパイスってやつなんか。危うくトビそうになりました。


【LIVE】Creepy Nuts / 合法的トビ方ノススメ

合法的なトビ方(ジェノベーゼピザ)を心得る2020年初夏。

 

ナイナイのオールナイトニッポンの幕がまた上がる。矢部っちによる、タイトルコール前のどなり。あまりにも懐かしい。

バナナマンバナナムーンGOLD」での星野源さんによる日村さんバースデーソング制作が、また形を変えて今後も続いていくことになる。

春日さんが一児のパパになった。

今週もラジオに心揺さぶられる瞬間がたくさんあった。そういう瞬間、わたしの頭の中ではきまってこの曲が流れる。言うまでもなく山里亮太さんの影響でもあります。

深夜の明るいラジオブースの光に、どれだけ心を救われていることか。こぼれ落ちそうになる自分を掬ってもらったことか。

深夜高速

深夜高速

  • provided courtesy of iTunes

 

特に春日さんの結婚についてはとても感慨深い気持ちになってしまい、今日は祝い酒と称して昼からずっと酒を飲みながら各種配信やYouTubeを観て過ごした。クリアアサヒのくだりを嬉々としてやっていた人が、娘を持つようになるとは…。

しんやめのコーナーで「来週から俺が読もうか」と口にする若林正恭さんに、冗談だとしてもウウッ…となってしまった。最近、涙腺がバカなんですけどどうしたらいいと思いますか。

f:id:Ribboncitron:20200518000926j:image

レモンクラフト超美味しい。缶の中身を残したまま寝るクソズボラ人間としては、蓋つきにしてくれてありがとうという気持ちしかない。甘さ控えめでつまみに合います。

 

 最近好きな曲。エンドレス・チル。

正論

正論

  • 踊Foot Works
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
魔法陣より愛を込めて

魔法陣より愛を込めて

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Sticky Step (feat. 鎮座DOPENESS & Campanella)

Sticky Step (feat. 鎮座DOPENESS & Campanella)

  • STUTS
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

明日も仕事だ。寝たろ。

マッチングアプリで自己肯定感を叩き潰していた話

マッチングアプリを見ていると、のめり込みすぎて時間があっという間に経っていきませんか」と、精神科の先生に尋ねられたことがある。

あまりにもその通りだったので、わたしは「はい、ずっと見てしまいます」と答えるほかなかった。

すると「できれば止めて欲しいですが、それが無理なら見る頻度をなるべく減らして、ほかの楽しいことに時間を割くことはできませんか」とさらに尋ねられた。

その時のわたしには、「はい」と即答することはできなかった。

 

3年前にマッチングアプリをはじめて、彼氏や遊び相手としてたくさんの人と知り合った。周りのひとに勧めると「知らない人と会うの怖くない?」とよく言われるけれども、個人的にはリアルの友達よりTwitter経由で知り合った友達の方が多くて交流歴も長いので、まったく気にならない。

そもそも女子高→女子大ルートを歩んだおかげで青春時代に男性と接することがほぼなく、20歳を超えるまで彼氏がいたことが一切なかったので内心とても焦っていた。いま振り返ってみると、大学の頃とかに無理やりにでも遊んでおけばよかったなあと後悔の念が募る。思想を拗らせてからマッチングアプリにハマったせいでだいぶおかしな道を歩んできてしまった。もちろん上手に使えている人もいるはずなので個人差はありますが。

 

マッチングアプリの良いところでもあり怖いところは、『いいねがハッキリと可視化されるところ』だと個人的には思う。それこそTwitterとかでもも可視化されているけれど、マッチングアプリにおいてのそれは『恋愛対象として見られる』からこそ付ける「いいね」のはずなので、意味合いがちょっと変わってくる。わたしはそれを紛れもなく“承認”だと信じていた。朝起きてアプリを開いて、たくさんの人からいいねがついていると無性にホッとする。今まで男性に承認されてきたことがないぶん、とにかく自信がない状態からスタートしているわけで、「他にもかわいくて話が面白い子なんていっぱいいるんだろうな」と卑屈になりながらやっているのでいいねがきた時の反動というか喜びが人一倍デカい。承認されたくて、赦されたくて、1日に何度も何度もアプリを開いた。コミュニティなどに入り、マメにプロフィール文とひとことを更新し、『自分はこういう人間です』ということを最大限魅力的にアピールしようと躍起になっていた。好きだなあ、と思うひととやりとりが進んで、会う約束を取り付けられると素直に嬉しかった。

 

ただ、自信のなさと卑屈さが故にうまくいかないことが多々ある。一番うまくいかないことといえば、『他にもいい感じの子を何人もキープしているんだろうな』と疑心暗鬼になってしまい、LINEの返事が遅いととてつもなく不安になってしまうことだった。優先順位を下げられた、負けてしまった、と妄想がどんどんエスカレートしてしまう。マッチングアプリは壮大なゲームであり、ライバルがいっぱいいて、気を抜くとすぐに出し抜かれる。見えない敵と戦っているので、心がどんどんすり減る。最悪な言い方をすると、『また手札が減った』と思って、血眼で新たな手札を探しに行っていた。

裏を返せば、上記の手札のくだりのようにわたし自身が何人かと並行のやり取りをすることが多かったのでそう感じるだけのことなのですが。急に途切れることも、わざと途切れさせることもブロックすることも往々にしてある。縁がなかったなあと割り切れるひとと、どうしても諦めきれず追撃してしまうひとに分かれる。そしてわたしは大抵、自分に興味がないひとであればあるほどのめり込むし自分のことを好きになってくれるひとには大して興味を持てない。

興味を持ってくれないひとからは、だいたい雑に扱われる。既読無視は当たり前、会いたいと言ってもなかなか都合をつけてもらえない。やっと会えたと思ったら、わたしの後にほかの女とのアポを入れられたこともあった。それでもよかった。何故ならば好きだから。

元彼とも別れたこともあり、最近やっと少しだけ色恋沙汰から離れられるようになった自分を俯瞰で見つめてみたら、自己肯定感があり得ないほど下がっていることに気づいた。物理的な暴力こそふるわれたことはないけれど、心が想像よりもずっとダメになっていた。「自分はかわいくも面白くもないから、人よりもずっと頑張らないとダメなんだ」という脅迫にも似た思いをを何度も脳内で巡らせていたせいで、ちょっとやそっとのことでは己を認められない自我だけがまるで搾りカスのように残った。

自己肯定感が低いから、『いいね』に縋ってしまっている節があった。誰かに肯定されていないと立っていられない。あとLINE依存が信じられないくらいひどい。今でも。誰からもLINEが来ないと不安になってしまう。持病の発作みたいなものなので、最近少しずつ治ってきた気がするけれど。また再発してしまうのかなと不安にはなる。

いま思えば、付き合う人への依存もひどかった。おはようおやすみはもちろん、仕事が終わったあとにすぐLINEが来ないと不安でしょうがなかった。あまりにも返事が遅いときは電話をかけたりすることもあった。文字にしてみるとホラー以外の何者でもない。

 

マッチングアプリをやっているときは、いつもずっと焦燥感に駆られている。ぼんやりしていたら、ほかの女に素敵なひとを取られてしまう。だから時間を費やして自分からもいいねをたくさん押して、狩りをやっていかなければと半ば本気で信じ込んでいた。焦りながらやっているので、選択をミスったりちぐはぐな返事を送ってしまうことも多々ある。それでも“数を打たなきゃ、数を打たなきゃわたしなんて誰からも選んでもらえないんだ”という謎の恐怖と義務感に突き動かされて、たくさんの時間を割いてきた。

 

今はアプリを休んで、好きなものを観たり聴いたり読んだり書いたりすることに時間を割いている。ちょっと心が元気になったような気がする。

完全に個人的な見解だけれど、自分の心が弱っていたり欠陥だらけだったりするときには、本当に好きな人とはうまくいかないのではないか?と最近気づいてきた。いま、自分で自分を一切肯定できないのに、他人に肯定を求めたって望むような結果は得られない。あくまでも今、25歳のわたしは痛いほどそう感じている。未来のわたしは、もしかしたらそう感じていないかもしれない。そういう雑念に囚われなくてもいいくらい、素敵な出会いがあればいいなと願う。何よりも自分を好きになりたい。自分を肯定したい。少しずつでも自分を肯定していくために、最近は頭の中にイマジナリー・コウペンちゃんを棲まわせはじめた。

 

今はいったん、恋愛はいいや。まだわたしにはハードルが高かったみたいだ。

もしもいま先生に以前と同じことを尋ねられたら、「はい、アプリはすぐ止めます」と言えるような気がする。

自分で自分を少しでも認められるようになるまで、恋愛と依存をきちんと区別できるようになるまでは、ちょっと休もうと思う。