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どうみてもポメラニアン

長期記憶にするための覚え書き

神谷浩史1st LIVE「ハレヨン→5&6」@幕張メッセイベントホール

神谷浩史さんのライブに行ってきました」って言う日が来るなんて思ってなかった。

神谷浩史1st LIVE"って字面もいまいちしっくりこないし、はじまるギリギリまで実感が全く沸かなかったけど、蓋を開けてみると想像以上に神谷さんの『覚悟』を感じられるライブだった。あの衝撃を一生忘れたくないので、記録代わりに自分のツイートをまとめておく。

 

「継続は力ってマジだぜ。こえーよ」

相変わらずガチガチに順序立てられたうえでの軽妙なトークの中で(もしかして家とかでくりかえし練習してたりするのかな、どこで笑いが起きそうとかちゃんと予測してたりするのかなって考えるといじらしすぎて頭がおかしくなりそう。妄想ですが)「ぶっちゃけすげー怖かった」とか「僕も楽しかった」とか、ちょこちょこ本音っぽい発言が出てくるだけでハッとする。たぶんきっと取りこぼしちゃいけない言葉。

「上手には歌えませんが〜」も、いつしかすっかり言わなくなっていてもう聞く機会はないんだろうなと勝手に思ってたからビビった。5周年という節目で伏線回収のようにこの言葉を言い放つ神谷浩史さんの手のひらの上で一生踊り続けててえよ。

だってサンバダンサーとフライングと生バンドとゴンドラが混在するライブなんて初めて見たよ。火もガンガン上がってたよ。世界で一番アツい夏。やっぱり”結果”残してる人のライブは違うなって思いました(ゲスい感想)

CDをノンタイで2万枚売るとこういうライブができるのか…となぜか感慨深い気持ちになった。

ほぼ3時間ぶっ通しで楽器でありつづけることから逃げない『覚悟』が伝わってきて、ほんとに妥協しない人だなって…

優等生ダンスだけど指先のしなやかさとかどこか女性的で見ててドキドキするんだよなあ…神谷さんのダンス…

下手したらえびてうメンのお父さんでもおかしくない年齢の男性があのペースでライブをこなすためにはどれくらい努力をしたらいいんだろうか。途方もないことをまるで造作もないことのようにやってのけちゃうんだからすごい。

(ぶっちゃけ1日目のピッチの狂い方とか、トークの秩序がやや乱れ気味のところとか、ヒヤヒヤした部分はたくさんあったけど、2日目には完璧に持ち直してて目をむいた)

「ハレロク」メドレーよかったなあ…どんなアレンジをされても「CONNECT」は揺るぎない大名曲だし、ほかの曲も音源で聴くと正直アレンジにん?ってなってたところがあったりなかったりしてたのにライブで聴いてからすっかり大好きになったよ。

キラミューンの曲っていい曲ばっかりだな。

 

あの振りほんとすこ

業(カルマ)がどうのこうのみたいな話をし始めたときは若干ビビった。まわりのオタクが「あ〜〜〜」って納得してたのが妙に面白くて忘れられません。話が逸れました。

ハイジ(オタク)も真っ青だよ。

*1

ハレヨンくんマジマジソーキュートだった。ミスったポンデライオンとか呼んでてごめん。改心した。神谷浩史さんが演じる中で好きなキャラはなんですか?って聞かれたら「ネコ神様です」と答えるタイプの人間なのであれはもう…どストライクですよ…神谷さんの小動物声にすこぶる弱い。

「WALKIN' WALKIN'! 」をハレヨンくんがカバーした音源を一刻も早く出して欲しいし、いっそのことハレヨンくんのカバーミニアルバムとか出して欲しい。本気で。

 

「贅沢な時間」につながるMCで「みなさんは僕を構成する上で欠かせないピースの一つ」というありがたすぎるお言葉を頂戴できたのも嬉しくて。

私の人生においても神谷浩史さんがあまりにも重要人物すぎるのでしんどくなるぐらい泣いてしまった。神谷さんを応援していなかったらわたしは今頃どうなっていたんだろう、って考えてしまう。

見たことない景色が広がる幕張メッセイベントホールで思わず郷愁に浸ってしまう瞬間が何度かあった。私情もいいとこですが。

 

 

ライブから1週間ずっと神谷さんの曲の歌詞を読み続けてて気づいたんだけどライブの前とあとで見え方が全く変わってる。凡庸なラブソングとしか思ってなかった「For myself」もなんとなくファンにむけられた歌詞みたいに聞こえてくるし、すごいな、ライブはデート(©柿原徹也さん)ってあながち間違ってないのかもしれないな…はあ…

For myself 神谷浩史 - 歌詞タイム

笑う横顔やはしゃぐ声

泣くほど喜ばせてみたい

そして僕の幸せも そっと増えて行く

前述の「PARTNER」と若干かぶるところがある気がする。

 

もちろん、声を使った表現として歌もあるわけですけれど、決定的に違うのは”メロディー”があることですよね。これは技術の話になってしまうんですけど、メロディーって、”音の連なり”ですよね。つまり、音のつながり。その音のつながりにも、得手不得手というものがあるんですよ。

じつはセリフでも、日本語の五十音でつながりにくい音というのがあって、僕の場合は、口蓋につく「らりるれろ」「たちつてと」「なにぬねの」の3つが苦手で、僕は頭でっかちな理屈っぽいヒトなので、セリフだと台本をもらったときに、「あー、この音とこの音はつながりにくいから、ゆっくりしゃべろう」と自分なりに納得しながら、調整するんです。

でも歌う場合って、五十音の重なりプラス、メロディーの連なりになるから、パターンとしては無限になるんですよね。

それにメロディーだと譜面を見ても台本ほどにはわからないので、やっていて「なんかダメだなぁ…?」と、うまく歌えない理由がわからないんですよ。だから気持ち悪くなってしまう。

 

キャラクターソングの場合は、キャラクターという柱があって、そこに寄っていく作業なんですよね。だからはずれたときも「あ、はずれているな」と分かる。

でも神谷浩史として歌を表現するとなると、寄っていくべき柱がない。そこが難しかったですね。とはうえ、CDができた今も、神谷浩史という柱はまだ僕には見えていない状態で(笑)。なので、聴いていただいて、皆さんの中にそれが浸透したときに、僕の中にもやっと、歌での神谷浩史というものが見えてくるのかな、と思っています。

 

*2

柱、見えたのかな。見えたんだろうなあ。見えてるといいな。

 

*1:ボイスアニメージュ2009 AUTUMN 神谷浩史「ハレノヒ」スペシャルグラビア&インタビューより抜粋

*2:声優グランプリ2009年10月号より抜粋